マッチングアプリのサクラ対策!手口と対策を知って出会いを作る方法
マッチングアプリで恋活・婚活するなかで気になるものの1つに、「サクラ」があります。
ただ、ほとんどの人はきっと「マッチングアプリってサクラいないんじゃないの?」「サクラがいるのって出会い系でしょ」といったように思うはずです。そのような考えを持つあなたに、これだけは知って欲しいことがあります。
それは、サクラがいないマッチングアプリはないということです。
「どんなに真面目なアプリでもサクラはいる」と思っていた方が良いんですね。そのことを踏まえ、今回はマッチングアプリのサクラで、あなたが30万円も損するような被害に遭わないための方法について解説します。
なお被害額が大きいと、「サクラ怖い」「マッチングアプリは止めよう」と思うかもしれませんが、その必要はないです。
なぜかというと、マッチングアプリのサクラは絶対に使ってくる心理テクニックがあるんです。そのため、その手口さえわかっていれば、サクラに引っかかることは全くありません。
本記事では、サクラの手口について解説した上で、マッチングアプリのサクラ被害に遭わないための具体的な方法についても解説していきます。そのため、本記事を最後まで読むことによって安全にアプリで出会いを作ることが可能です。
出会い系のサクラ
本記事はサクラについてのお話です。ただ、「サクラって何?」と思う方もいると思うので、サクラについて簡単に解説します。
サクラとは元々、イベントを盛り上げるために、主催者が雇った人のことです。イベントを盛り上げるために声を張り上げたり、応援したりして、まわりの参加者を巻き込んでイベントを盛り上がるように仕向けるのがサクラなんですね。
そのため、出会い系のサクラとは何かというと、マッチングアプリ・出会い系の人が雇った人のこと。女性会員になりすまして、男性とメールをして男性の気持ちを盛り上げて、男性がどんどん課金するように仕向けているんです。
実際、管理人の友人も昔、「出会い系サイトのサクラ」としてバイトしていました。「パソコンの軽作業」「パソコン未経験でも可!」といった名目で人を集めていたため、参加してみたら出会い系のサクラの仕事だったそうです。
以上のことが一般的なサクラの概念ですが、マッチングアプリではそのアプリに雇われた人以外も、サクラと呼ばれるんですね。例えばですが、異常にハイスペックな女性や、いたずら・冷やかしで登録している一般人でもサクラと言われがちです。
そしてさらに、もっと被害額が大きいサクラ被害もあるため、次に管理人が今までに感じたなかで、被害額の大きいサクラワースト3について解説します。
被害額が大きいサクラ被害3つ
ハイスペックな女性とか、いたずら・冷やかしで登録している人もサクラと呼ばれがちですが、実際このようなサクラと言われる女性に出会ってしまっても、あまり大きい被害はありません。金額にしたら微々たるものです。
そのため微々たる金額ではなく、「サクラ」としてもっと被害額が大きい人たちをワースト3として解説します。
キャッシュバッカー
被害額が大きいサクラ、ワースト3位は「キャッシュバッカー(CB)」です。
キャッシュバッカーとは、ポイント制のアプリ、出会い系と呼ばれるアプリのなかにいる「一般の女性」です。
ポイント制のアプリの場合、男性は1通50円-70円くらいで女性にメッセージを打つことができます。逆に女性から男性は打つメールは無料です。なお、男性が女性になりすましても、女性から女性にメールをするのは有料なので止めておきましょう。
女性から男性に対してメールするのは無料ですが、女性はメールを1通打つだけで、2ポイント程度加算されるようになっています。このポイントを稼ぐことで、1000ポイント・2000ポイントためると景品と交換できるようになっているんです。
そのため、キャッシュバック狙いの女性 = キャッシュバッカーということです。
現在はポイントを貯めても現金と交換できるところは、ほとんどありません。ただ、以前はポイントと現金を交換することができたので、キャッシュバッカーの数は今よりももっと多いとされていました。
男性に適当に、「こんにちは」「ありがと♪」というだけで2円入るのですから楽ですからね。
キャッシュバッカーとのメール
そして男性側にはさらに困ったことがあります。それは何かというと、キャッシュバッカーはメッセージがマメだということ。だからこそ、うれしくなって返信したくなてしまうんです。ただ、実際のところはキャッシュバッカーはメッセージをたくさん打たなきゃもうからないので、返信が早いだけなんですが……。
そのため、月額定額制のサイト・アプリにはキャッシュバッカーはいませんが、ポイント制のサイト = 出会い系アプリにはこのようなキャッシュバッカーの女性がいることは覚悟してください。
「本当」のサクラ
被害額が大きいサクラ、ワースト2位は「本当の意味でのサクラ」です。
先ほどお伝えしたように、ポイント制の出会い系アプリのなかには、サイト側がやとったサクラがいます。
手口はキャッシュバッカーと同じで、メッセージを打つだけですが、ガチのサクラはキャッシュバッカーよりもメールがうまいです。
それはなぜかというと、男性とメッセージを続けるための方法がマニュアル化されているから。組織ぐるみで売上をためるため、ノウハウが蓄積されているということです。
実際、出会い系のサクラをしていた管理人の男友だちは、メッセージを打つためのマニュアルを読みながらメッセージをしていたそうです。実際お金を稼げそうだったそうですが、気がめいってしまって、すぐにやめたということでした。
ガチのサクラの被害額はどれくらいかというと、管理人は被害に遭ったことがないため、正確にはわかりません。ただ、以前サクラしかいない出会い系サイトで、20万円払ってしまって損をしてしまったというニュースを見たことがありました。
結末は正直わかりません。ただ、有料のポイント制だとわかっていたのであれば、サクラしかいないサイトにお金を払ってしまったからといって、お金は訴えても戻ってこない可能性が高いそうです(※)。そのため、ガチのサクラはやはり恐ろしいんですね。
※参考文献:なぜ酔った女性を口説くのは「非常に危険」なのか
他サイト誘導業者
被害額が大きいサクラ、ワースト1位は「他サイト誘導業者」です。
他サイト誘導業者というのは、ぼったくりサイトのサクラです。他サイト誘導業者は、真面目なアプリのなかに一般人女性として潜り込みます。そして、男性と仲良くなった後に、1度LINEを経由してから自分のサイトである、ぼったくりサイトに勧誘してくるんです。
直接ぼったくりサイトに勧誘しないのは、潜り込んでいる真面目なアプリのなかで、ぼったくりサイトへ直接誘導するリンクを張ると規約違反になってしまって、真面目なアプリから強制退会させられてしまうから。そのため、LINEもしくは直接のメールを経由しているんです。
このような流れのため、ポイント制でない月額定額制のアプリ = 真面目なマッチングアプリにもサクラはいるといえるんですね。
ただ、「ぼったくりサイトに誘導されたってお金なんて払うわけないじゃん」と思ってしまうと皆思います。ただ、この流れが上手なんです。
相手の男性を、まずは十分に信頼させます。そして、次は少し微妙なんですが、「LINEが使えなくなる」「スマホが使えなくなる」といった理由でぼったくりサイトに呼び込みます。ただ、最初はぼったくりサイトの料金を相手が払ってくれるんです。
そして、ターゲットの男性がぼったくりサイトでのやり取りに慣れた後で、男性にお金を払うように要求してくるんです。「もう少しで会えるから」「私のこと好きならお金払ってくれるよね」「早く会いたいな」といったようにですね。
そして、最初はお金を少額で払わせてきます。そして少額払うのに慣れさせてから、さらに大金を払うように仕向けてきます。結果として、多額のお金を払ってしまうわけです。
詳しくは長くなるため、また別の記事でお伝えしますが、管理人が真面目なアプリで知り合った女性は、この他サイト誘導業者に36万円奪われてしまったそうです。
サクラが確実に使う手口
このように被害額が少ないサクラもいれば、被害額が非常に大きいサクラもいるのですが、サクラには実は共通点となる手口があるんです。それは何かというと、
コンコルド効果
という心理効果を使ってくること。別名、サンクコストバイアスともいいますね。サンクコストとは埋没費用のことあり、どうやっても回収できない費用のことです。
マッチングアプリのサクラが実行してくるコンコルド効果とは、男性に対してたくさんメッセージを打たせることによって、男性にメールを打つ「お金」、メールを打つ「時間」、メールを打つための「体力」「精神力」「知力」などをかけさせます。
当然男性としては、今までにかけた「お金」「時間」「体力」「精神力」「知力」の分を取り戻したいわけです。そのため、心のどこかでサクラだとは思ってしまってもやめられないんですね。
結果として、取り返そうとしてさらに多額のお金や大量の時間を使ってしまいます。そして、女性と連絡が取れなくなったところで初めて、強く後悔してしまうわけなんです。
アプリでサクラ被害に遭わない3つのポイント
コンコルド効果という心理効果を使われると、そのサクラに執着してしまいます。結果として、なかなかサクラから抜けだせません。
そのことを踏まえ、サクラ被害に遭わないためのポイントを3つお伝えします。
ポイント制サイトを利用しない
サクラ被害に遭わないための1つめのポイントは、ポイント制のサイトを使わないことです。結局のところ、ぼったくりサイトもポイント制のため、元から出会い系サイトと言われるポイント制のサイトは一切しなければ良いんです。
この「ポイント制のサイトをしない」ということを心に決めるだけでキャッシュバッカーにも、ガチの出会い系のサクラにも会うことがなくなります。
定額制の真面目なアプリでしか使わないと心に決めるだけで、サクラ被害に遭う確率がかなり低くなるんです。
ルールを絶対に守る
ただ、「どうしてもポイント制のアプリもしたい」という方もいますよね。そのような方におすすめの、サクラ被害に遭わないための2つめのポイントは「10通以上のメッセージはしないというルールを決めること」、そして「ルールを絶対に守ること」です。
管理人はこの方法を実践していたため、相手がガチのサクラ、キャッシュバッカー、暇つぶしの女性でもポイント制のアプリで遭った被害は最高でも800円くらいだと思います。
そして、この方法の最も大切なところはルールを守ることです。システムトレードでも同じですが、ルールを守らないで臨機応変に行動しようとする人は失敗しがちです。
自分に都合の良いマイルールを作って行動しがちの方は、サクラ被害を避けるために、最初からポイント制アプリはしないことをおすすめします。
他サイトに誘導された時点で連絡を切る
サクラ被害に遭わないための3つめのポイントは、他のサイトに誘導された時点でその女性との連絡を切ることです。
冷静に考えても、アプリからLINE、LINEからまた別のサイトという連絡の流れはあり得ません。仮にLINEが使えなくなったとしても、フリーメールで話せば良いだけです。わざわざぼったくりサイトを使う必要はないはずです。
他サイト誘導業者は、美人の写真を使っている・丁寧にやり取りをしてくる(コピペの場合あり)・時間をかけてメッセージしてくるなど、男性の信頼を得ようとします。ただし、最終的には必ずぼったくりサイトに誘導してくるんですね。
そのような行動をされたとき、今までの仲良く話してきたことを振り返ると、ぼったくりサイトのサクラではないと信じたくなってしまいます。ただし、ぼったくりサイトに誘導してくるのは、明らかにおかしい行動です。
今までの自分がしてきたこと = サンクコストを考えると、元を取るために「サクラかも」とは疑いたくないありません。ただし、ぼったくりサイトに誘われた時点で今までの損失を取り返すことをあきらめてください。
これから損失が広がることを考えることができれば、あなたは30万円もぼったくりサイトのサクラにだまされることはありません。冷静にアプリで出会いを作っていきましょう。
まとめ
今回はあなたがマッチングアプリをする際に、サクラを避ける方法についてお話してきました。
マッチングアプリのサクラは、真面目なアプリも含めてどのアプリにもいます。そして、コンコルド効果を使って、あなたにどんどんお金を使わせようとしてくるんです。
ポイント制の出会い系アプリのなかにはキャッシュバッカーや、ガチのサクラがいます。そして、真面目な定額制のアプリのなかにも、ぼったくりサイトのサクラがまぎれこんでいるんですね。
対策としては、ポイント制のサイトを使わない、ポイント制のサイトを使いたければ10通以上のメッセージは避ける、他のサイトに誘導された時点で連絡を切るといったことを徹底しましょう。
そうすれば、サクラの被害に遭うことなく、アプリで安全に彼女を作ることができます。