スリーセット理論とは?彼女欲しい男子が女子に告白するための心理学

スリーセット理論とは?彼女欲しい男子が女子に告白するための心理学

好みの女性と知り合うことができた、デートすることができた、でも何度目のデートで告白したら良いのかわからない、と嘆く人は多いです。告白は、早すぎると女性の気持ちが固まっておらず、遅すぎると友達止まりの扱いをされ振られてしまうからです。

そのため告白は、出会ってから早すぎず遅すぎない、3回目のデートが基本です。これは、心理学の「スリーセット理論」に基づいています。ここでは、スリーセット理論の説明をした上で、告白までの道筋を説明します。

3回目のデートまでに印象が決定する

「スリーセット理論」とは、人は会ってから3回目までにその人の印象を決定づけ、印象が固定された後は変化しない、という理論です。スリーセット理論では、以下のように印象が決定付けられるとされています。

・1回目のデート:主に見た目によって、第一印象が決定付けられる

・2回目のデート:初見での第一印象を再評価する

・3回目のデート:再評価した印象を確認し、固定する

3回目のデートにおいて、相手の自分に対する印象が固定されるため、それ以上デートを重ねても印象をくつがえすことは難しいとされています。そのため2回目のデートまでに、相手に好印象を与えておき、3回目のデートで告白すれば成功する可能性が高いです。

ただし、絶対に3回目というわけではありません。人によって慎重さの度合いは異なるため、2回目のデートであっても4回目のデートであっても、付き合うことができる可能性はあります。あくまでも、3回目のデートで告白、というのは基本であることを覚えていて下さい。

1回目のデート

第一印象は、見た目で決定される可能性が高いです。ただし見た目といっても、顔の作りだけではありません。

コミュニケーションにおいては、言葉という言語情報と、ボディランゲージ・表情・声のトーンなどの非言語情報があります。見た目というのは、この非言語情報にあたります。第一印象は、非言語情報である見た目で決定される可能性が非常に高いのです。

これは「メラビアンの法則」と呼ばれるものです。相手に与える印象は、メッセージ内容以上に、メッセージを発信したときの表情や話し方の影響度が高いと言われています。少しでも良い第一印象を与えるため、落ち着いて、堂々と女性と接するように心がけましょう。

2回目のデート

女性は、2回目のデートであなたの言動・行動を観察することで、最初につけた印象を再評価します。そのため、1回目のデートで「あまり印象が良くなかったかも……」と落ち込まずに、何とか2回目のデートに持ち込めば印象を変えられる可能性があります。

そこで大事なのが、「ギャップ」です。1回目と異なるデートで、違うあなたを見せることで印象をがらっと変えましょう。例えば、「いつもは自信がない感じだが、カラオケでは実はすごく歌がうまい」とか、「いじられキャラだが、実はデートですごくリードしてくれる」などです。

初回のデートで切られてしまうほど印象が悪くなければ、ギャップを用いることで逆転は可能です。そして、2回目のデートでくつがえせなければ、それ以上の発展は望めません。そのため、覚悟を持って頑張りましょう。

3回目のデート

2回目のデートまでに印象が固まっているため、最後は告白のときです。3回目のデートまでに、あなたへの印象は決まっている可能性は高いです。3回目のデートを設けられたら、チャンスは十分にあるので告白をしましょう。

ただ、優柔不断な女性については、「男として見ることができるかわからないが、とりあえず一緒に遊びたい」と考えて、デートの誘いに応じてくるケースもあるので注意してください。

ここで大事なポイントは、告白は今までのデートの確認作業だということです。告白を凝っても、劇的に女性からの印象は変わりません。単に「好きだ、付き合ってほしい」でOKなこともあれば、有名なデートスポットで、花束を持って愛を叫んでも女性に振られることもあります。

そのため、告白で凝ることは男性の自己満足で終わる可能性が高いのです。告白を凝ることを考える前に、初回のデート、2回目のデートを凝るようにしましょう。

まとめ

何度目のデートで告白してよいかわからず、悩む男性は多いです。そのような男性は、早すぎず遅すぎない3回目のデートで女性に告白してみましょう。これは「スリーセット理論」に基づくものです。

スリーセット理論では、「主に見た目によって、第一印象が決定付けられる」「初見での第一印象を、再評価する」「再評価した印象を確認し、固定する」という三段階となっており、その後に印象が変わる可能性はとても低いとされています。

もちろん、女性のなかには3回目のデートまでに気持ちが固まらない人もいます。そのため、もう少し待って欲しいと言われたら、素直に待つことも大事です。