ブライダルネット体験談:遠距離の20代前半女性との交際

ブライダルネットでは、関東・東海・近畿の人の出会いが多いというデータが公開されています。私は当時、この地方の1つの県で活動していたものの、決して大都市ではなかったため、近距離で好きになれそうな女性の数は多くありませんでした。

そのため、必然的に距離をあまり考えずに女性にあいさつをしていました。そのなかで、最も遠距離で出会ったのが20代前半のAさんです。

若い女性もきちんと活動している

ブライダルネットの公式データでは、20歳-25歳の女性の割合は12.4%とあります。ただ、1歳だけずらして20歳-24歳という20代前半の女性で検索した場合、割合は7%しかいないことを把握しています。

ブライダルネット公式データ(2016年2月)

ブライダルネットでプロフィール検索時のデータ(2016年1月31日)

ただ、それでも20代前半の女性もきちんと婚活しています。そして私が話した所感ですが、恋活サイトや恋活アプリと呼ばれるものに登録する女性よりも、結婚に対する意識が高い女性が多いです。私が出会ったのも、22歳ながら結婚意識の非常に高い女性でした。

22歳のAさんとの出会い

私が元彼女とどのようにして出会ったかというと、ブライダルネットの「みんなの日記」です。私は、女性の日記を読むと女心の勉強になるため、よく日記を読んでいました。

女性の日記で目立つのは、「新着」の日記と「ランキング上位」の日記です。特にランキング上位の日記は、日記への共感数、つまりいいね! 数が多ければ投稿から1週間は上位に表示されるため、異性の目に付きやすくなります。

私が元彼女を見つけたのも、元彼女がランキング上位に入っていたからです。ランキング上位に入る女性の日記の特徴は、顔写真が可愛い女性が多く、文章自体は少ない人が多いです。

私は、顔写真が可愛いだけではコメントしないのですが、元彼女は真剣に1000文字程度文章を書いていて、自然とコメントしました。コメントは20文字しか入れられないため、「共感しました! お話できたら嬉しいです」とだけ伝えました。

ブライダルネットでは、女性とメッセージ交換をする方法として、あいさつが一般的です。ただそれ以外の方法でも、あなたが女性の日記に対してコメントし、あなたのコメントに対して「コメントにいいね!」を相手の女性がしてくれてもメッセージ交換が可能となります。

コメントにいいね! の例(管理人の日記)

元彼女は、私のコメントに対して「コメントにいいね! 」をしてくれたため、そこからメッセージ交換が始まりました。

メッセージ交換から会う約束まで

メッセージ交換は、1日1往復もしくは2往復程度にしました。長い文章であるため、1日何度も往復するのはお互いに苦痛であると私が考えたからです。分量としては、大体以下の文くらいになります。

「実家暮らしでお料理されるってすごいですね! 僕は実家だと全然しません。笑

Aさんは、何か得意料理ってありますかー?

確かに、社会人になると出会いってなかなかありませんよね。僕の職場は99%男性です。笑」

「料理の話」と、「出会いがない話」を2つ並行して行うような感じです。このような会話をブライダルネットのメッセージとして5日間行い、連絡先交換を私から申し込み、無事に連絡先交換が完了しました。

その間に、僕はAさんの日記に感銘を受けて、日記を書きました。内容としては、「恋愛はタイミングが大事、でもタイミングは運である、運をつかむ人は努力している、だから僕も努力をしよう」というものです。

結果として、私の日記もランキング上位となりました。そのため、Aさんに「こんなに人気がある男性なんだ!」と思わせることに成功したわけです。

連絡先交換をしてから数日後には、電話をしました。思いのほか盛り上がり、3時間くらいお互いの話で盛り上がりました。そして、「距離があるし、お互いに今は忙しいから来月会いましょう」という話をして、電話を切りました。

連絡が途絶えたところから、初めてのデートまで

電話後も数日メールをしましたが、Aさんが友達と旅行に行くと言ったきり、連絡が途絶えました。ただし、途切れた直後の追撃メールは確実に嫌われること、仕事と資格試験の勉強に追われていて本当に忙しいこと、会うまで時間があること、から私はメールをしませんでした。

その後、2週間何も行動しませんでした。しかしやっと、私自身の試験が終わり、仕事も落ち着いたのでメールをしてみることにしました。ただその前に、またアクセスを集めることができたら良いなと思い、日記を書いて投稿してからAさんに連絡をしました。

結果として、Aさんはたまたまブライダルネットを見ていて、私の日記にいいね! をしてくれた上で、メールを返してくれました。そして、そこから再度メールが始まりました。

数日メールをし、久しぶりに電話をしました。そこで、「Aさんが私のことを忘れていなかったこと」「メールを切ったのは自分だが、メールを自分から返しにくく、メールを待っていたこと」「会う日程をずっと確保してくれていたこと」を伝えてくれました。

私としてはAさんの気持ちが嬉しくて、会う日を再度確認し、出会うことにしました。元々は、Aさんの方が来ると言っていたのですが、「私の方が行きます!」と言って会いにいくことにしました。

結果的に、この行動は間違えではありませんでした。Aさんは、他の男性とも当然やり取りをしていたのですが、「お互いの中間地で会おう」「お金払うから東京に来てほしい」と男性に言われて不信感を持っていたからです。

電車代・飛行機代で往復10万円以上かかりました。正直とても苦しかったですが、未来への投資として躊躇なく払ってAさんに会いに行きました。

ドン引きのなかの食事

空港でAさんと待ち合わせして、Aさんに迎えに来てもらいました。ここでびっくりしたのは、お互い顔の印象が全く違ったことです。私は「あれ、可愛い女性だけど想像と違うぞ……」と思ったのですが、Aさんも同様に思ったらしいです。

結果として、そこから食事に行くまでのドライブはこの上なく辛いものでした。Aさんから好かれていないことがわかったのは、以下の点があったからです。

・ 停車しようとも、こちらを一切見ない

・ 電話のときより明らかにテンションが低い

・ 会話を続けようとしない

本サイトで、女性に会う前は1度は電話すべき、としているのは本経験があるからです。Aさんが電話のときと異なり、別人のような接し方であったため、好かれていないことがわかりました。しかし電話をしていないと、「人見知りだから話せない」と言われたら、判断できません。

そこからレストランで食事しました。レストランで食事しても、Aさんのテンションは全く変わりませんでした。私自身、このままだと2泊3日の旅行のうち、2日目、3日目が1人旅になるという恐れはありました。

ただ、1人旅も好きではありました。そのため、「1人旅でも良い! でもこのままでは終わらない!」という強い意思を持って、Aさんが話してくれることを聞き、盛り上げようと努力をしていました。

しかし、レストラン出た後に私が言われたのは次のセリフです。私は、その日の夜泊まるビジネスホテルを、あらかじめ予約していました。

「まだ早いけど(18:30)、疲れただろうから、ビジネスホテル帰って休んだら?

と冗談まじりに言われました。冗談の体ですが、目が明らかに笑っていなかったため、これはまずいと感じました。ただ、そのような彼女の気持ちを把握しつつも、私は彼女の言葉に反論し、強引にデートを続けようとします。

「いやいや、まだ早いじゃん! この辺のデートスポット連れてってくれると嬉しいな!」

その言葉に対してAさんは、「冗談に決まってるじゃん。公園行こう」と言いました。ただ、後で聞いたら本気で帰りたいと思っていたとのことです。Aさんのテンションは変わらないまま、デートは続きます。

彼女の気持ちが切り替わる

出会ってから3時間くらいは経っています。彼女のテンションが変わらないことに、私はかなり疲れていました。普通はこれだけ冷たくされたらあきらめるのが普通ですが、私はあきらめずにAさんの話を聞き、盛り上げようと頑張っていました。

それは、電話のときに話したAさんのストイックさや、人生観が素晴らしいと思っていたからです。きっと、これを超えたら付き合えると思ってプラスに考えて行動していました。もちろんあきらめの気持ちもありましたが、後悔しないように全力を尽くすことだけを考えていました。

デートスポットである大きな公園につきます。相変わらずローテンションのデートが続きます。公園をゆっくりと20分くらいかけてまわります。1周してみた結果、Aさんが私に述べた言葉は、

「車に戻って良い?」

でした。「仕方ない、今日は上手くいかなかった。明日から1人旅して帰ろう」、と観念して私も車に戻りました。ただ、予想外だったのは、彼女が靴を履き替え始めたことでした。Aさんはデートのため、ヒールにしていたのですが、スニーカーを車に常備していたのです。

「もう1周しよう」

というAさんの提案に対して、私が断る理由はありませんでした。そこからなぜか、Aさんのテンションが変わり、スキンシップが増え、会話の内容が変わりました。私のことを色々と聞いてきた、電話の頃のテンションに戻ってきたのです。

その後は、電話のときのように色々とお話をして、喫茶店でコーヒーを飲み、次の日のデートの約束をし、ホテルまで送ってもらいました。会っていたのが16:30〜23:00くらいだったので、一緒にいたのは6時間半くらいでしたが、本当に長い1日でした。

2日目のデートからお付き合いまで

2日目のデートは朝から隣県までドライブでした。隣県までドライブにした理由は、Aさんが地元の友達の目を気にしたからです。私も運転が好きだったので、数時間くらいの運転は特に苦ではありませんでした。

その日は結局、ほぼドライブでしたが、途中で動物園に行ったり、名産を食べたりなどして、カップルであるかのようなデートをしていました。もちろん、まだ付き合ってはいません。そして、夜がやってきます。

2日目の夜は、1日目とは違う公園で2.3時間ずっと話をしていました。「2日も一緒にいて、まだ話すことがあるのか」と思うかもしれませんが、夜はずっと今後のことについて話していました。

距離はあるけど今後どのようにして会うのか、付き合うかどうか、結婚をどう考えているかなど、色々なことを話しました。ここで大事なのは正直な気持ちであると私は考え、ずっと真摯にAさんに返答していました。

交互に行き来しあう、1ヶ月に1度は会う、婚約は1年後を目処に行う、などのことを話しました。その話に加え、自分が将来に向けて今後どんなことをしたいか、どんな家庭を作りたいなどと話した上で、何とかお付き合いすることとなりました。

お別れまで

ただ、結果としてAさんとは2ヶ月しか付き合うことができませんでした。別れてしまった理由は、Aさんが持つフェチによるものです。フェチとはうなじフェチ、身長フェチ、声フェチなど、異性のある特徴に対して魅力を感じるものです。

Aさんが持つフェチを、どうしても管理人は埋めることができませんでした。最初は管理人の真摯な姿勢により、フェチのようなことは乗り越えていけるとAさんは思ったそうです。

Aさんは、嫌いな人に対してあからさまに冷たい態度を取るということは、本人の口から付き合った後に聞きました。ただ、冷たい態度をしてもめげないで、口説き続けたからこそ、私に惹かれたということでした。他にそのような強いメンタルの人に出会えたことはなかった、とのことです。

付き合っていた間は、距離こそありましたが、毎日メールをし、数日に1日は電話をする、といったような普通のカップルと同じことをしていました。

ただ、私も彼女の行動として、気づかいがないことが不満であり、それを伝えてはいました。ただし、それが直ることはなかったため、別れの言葉を言われたときに、私自身も追いかける言葉を言うことはできませんでした。

距離があり、金銭や時間の壁があるため、遠距離恋愛は大変だともいえます。ただし、大事なことはそれを将来への投資として考えることができるかどうかです。私自身は投資と考えていたため、堂々とAさんを口説くことができました。

ブライダルネットでは、私自身が証明したように、覚悟があれば遠距離恋愛は可能です。お金はかかりますが、そのお金は結婚すれば何倍もの価値となって返ってきます。そのため、地方だからとあきらめず、ブライダルネットで相手を探してみてほしいと心から思っています。