恋活アプリ・婚活サイトには、自分のことを知ってもらう箇所として、プロフィールや自己紹介欄があります。名前・年齢・仕事・住まい・年収・血液型などをプロフィール欄に示し、それ以外の内容を自由に自己紹介欄に文として書くのが主流です。
これらの内容は自己申告制です。そのため、自分を良く見せようとして嘘を書くこともできますが、嘘はつかないようにしましょう。嘘をつくことは、最終的にあなたのためにならないからです。
プロフィール・自己紹介文に必要なのは正直な気持ち
恋活アプリ・婚活サイトのプロフィールや自己紹介文は、正直に書くことを心がけましょう。内容を多少よく見せるのは構いませんが、年収を2倍にしたり、真逆な性格にしたりするなど、明らかに嘘とわかるような行動をしてはいけません。
理由は、あなたがメールや会話のなかで、嘘をついている内容に関して上手くアピールできず、女性に好かれないからです。プロフィール・自己紹介欄で良いことを示したとしても、その後にメールや会話で深い話をしたときにボロが出てしまいます。
なぜボロが出るかと言うと、嘘をついている箇所に関しては浅い話しかできないからです。強く突っ込まれたときに、大した話ができないと怪しまれてしまいます。サイト上で示したことが、嘘でなく本当に思っていることであればスムーズに話すことができるからです。
例えばあなたは、自分の趣味に対して強くこだわりがあるはずです。そのため、人からその趣味に対して突っ込まれたら、必要以上に質問に返答できるくらいの熱さを持っているのは普通なことです。
それはなぜかと言うと、趣味はあなたがとても好きなことであるからです。建前は関係なく、純粋に好きなことだからこそ、体が自然と知識を得ようとするのです。だからこそ、人に熱く話すことができるのです。
逆に、あなたが嫌いな人のことを褒める場面を想像してみてください。ほとんどの人がとても辛く思うはずです。それは、自分の気持ちと異なることをしているからです。自分に嘘をつき、思いと行動に矛盾がある状態を嫌うのは一般的なことです。
矛盾することを上手くできない人間心理
人は矛盾している状態を嫌います。すごく真面目な人が、納期を優先するために満足に仕事を完了することができずに病んでしまうことがあります。それは、満足するまでやりたいという思いに対して、行動がともなわずに不満足な仕事で終わらせざるを得ないからです。
矛盾を解消しようとして、考えや行動を変化させることを「認知的不協和理論」といいます。つまり、あなたはプロフィールや自己紹介欄で自分をよく見せるために偽ったとしても、その状態を自ら解消しようとしてしまうのです。
結果として、嘘を書いた内容を強くアピールできません。話せば話すほど、自分に対して嘘をつくことになり、辛くなっていくからです。そのためプロフィール・自己紹介欄に書いた内容と逆の内容、つまり嘘でない真実の内容を自然に言ってしまいます。
このようにあなたは、プロフィール・自己紹介文で良い内容を記したとしても、そこから話をふくらませて女性に強くアピールすることができないのです。逆に強引に話をふくらませようとしても、嘘だとバレる可能性が高いです。
そのため、あなたがすべきことはプロフィールや自己紹介文で、正直な内容を書くということです。そちらの方が強く女性にアピールできます。嘘がバレたときのことも考えずに済むため、自己申告制だといっても嘘をつかないように心がけましょう。
まとめ
ネット恋愛・婚活をする際に、恋活アプリ・婚活サイトに用意されているプロフィールや自己紹介文は、自分で申告する内容となっています。そのため、なかには嘘を書く人もいます。ただ、本当の気持ちだからこそ、女性に強くアピールできるため、正直に書くようにしましょう。
趣味などのあなたが好きなことに対しては、あなたは熱く話すことができるでしょう。ただ逆にあなたが嫌いなことに対しては、熱く話をするのはまず不可能です。それは、矛盾を嫌い、解消しようとする人の心理によるものです。
その心理を「認知的不協和理論」と言います。あなたは、プロフィールや自己紹介文に嘘を書いても、自然とその内容をアピールできないようになっています。嘘が女性にバレるとひどく嫌われるため、最初から正直な気持ちを持ってネット恋愛・婚活することを心がけてください。