ジョハリの窓とは?彼女が欲しい男性が女子に使うべき心理テクニック

ジョハリの窓とは?彼女が欲しい男性が女子に使うべき心理テクニック

自分の付き合いたい女性に好かれようとして、女性を褒めようと思っても、どこを褒めたら良いかわからずに困ることがあります。そのようなときに応用可能なのが「ジョハリの窓」の考え方です。

このページでは「ジョハリの窓」を知り、女性を褒めるときにどのようにして応用すべきかの説明をします。

ジョハリの窓を知る

自分は知っている

自分は知らない

皆は

知っている

1. 開放の窓

(自分も皆も知っている自分)

2. 盲点の窓

(自分は知らない皆が知っている自分)

皆は

知らない

3. 秘密の窓

(自分だけが知っている自分)

4. 未知の窓

(誰も知らない自分)

「ジョハリの窓」とは、自己を、自分が知っているか・知らないか、他人が知っているか・知らないかの組み合わせで4つに分類したモデルです。これは心理学者のジョセフ・ルフト氏とハリー・インガム氏が発表した、対人関係の気づきのモデルです。

このモデルを理解しておくことで、相手との円滑なコミュニケーションが可能になるとされています。4つの分類とは以下です。

1. 自分もみんなも知っている「開放の窓」

2. 自分は知らない、みんなは知っている「盲点の窓」

3. 自分だけが知っていて、皆は知らない「秘密の窓」

4. 誰も知らない「未知の窓」

このうち、女性に対して褒めることができるのは、1の開放の窓か、2の盲点の窓の領域のどちらかです。結論としては、盲点の窓を褒めることが特に大事です。以下、詳細に説明していきます。

盲点の窓を褒める

なぜ、盲点の窓を褒めるべきかと言うと、自分が知らないところに関して、自分にそのようなところがあるとは知らなかった、と驚くと「自己拡大」が生じるからです。自己拡大は嬉しいものであるため、自己拡大してくれた相手に対して、人は親愛の気持ちを抱きます。

そのため、あなたが女性に対してすべきは、女性が自分自身で知らないであろう一面を褒めていくことなのです。

あなたが褒めるべきは、女性が無意識に自然と行っている行動です。そこに対して、それを行っているという内面に関しても褒めましょう。例えば、同僚の女性と食事に行った帰りに、以下のように褒めるなどがあります。

あなた:「●●ちゃんって、いつも後輩に声かけて気づかってるし、面倒な雑務も嫌な顔せず引き受けてるし、本当すごいと思う。すごく気配りができる女性なんだなと思うよ」

このように自分では何とも思っておらず、自然に行っていたことを誰かに声にして言ってもらえるのは嬉しいものです。例を見習って、女性の行動と、そこから派生した性格を褒めてみましょう。

開放の窓を褒める

モテる女性に対して、「綺麗ですね! 」と褒めても、「ありがとう」と言われて流されるだけです。それは褒めるあなたも、褒められる女性も知っている、開放の窓の部分であるからです。

綺麗な女性は、みんなから綺麗・可愛いと言われているため、その言葉を何度言われても、何とも思わないのです。これはすでに自分が知っている情報を、再度知るという「自己確認」であるからです。そのため、綺麗な人に対して外見を褒めても大して響かないのです。

ただ、外見全てを褒めても意味がない、というわけではありません。きちんと、細かいところまで褒めると意味があります。例えば容姿で言えば、単純に「可愛い」と表現されるよりも、「笑顔がすごく可愛い」と言われた方が、女性は嬉しく感じるものです。

さらに、容姿について褒める以上に、女性が努力しているところについて褒めると効果的です。

例えば、髪が綺麗、爪(ネイル)が綺麗、洋服がオシャレなどです。綺麗な女性であっても、さらにモテるために努力していることを忘れてはいけません。細かいところにまで目を向ける男性は少ないため、そこを褒める人は一目置かれる可能性が高いのです。

このように、もし外見のような開放の窓を褒める際には、女性が努力していそうな点に絞って褒めると効果的です。

まとめ

ジョハリの窓とは、自己を自分が知っている・知らない、相手が知っている・知らないで分類した4つのモデルを指しています。このモデルを理解して、きちんと考えて褒めることで、女性に好印象を与えます。

特に意識して褒めるべきは、「盲点の窓」です。女性が知らず、あなただけが知っているところを褒めると、女性はあなたに対して特別な感情を抱くのです。女性の何気ない行動・意識してない行動を褒めると良いでしょう。

外見に関して褒めるときは、女性が努力している箇所にフォーカスしましょう。可愛い女性に可愛いといっても効果は低いです。ただ、そのような可愛い女性でも、努力しているところを褒められると、嬉しいものだということを覚えておき、実践してみましょう。