ハロー効果とは?彼女できないと悩む男性は初対面からの逆転を狙おう

ハロー効果とは?彼女できないと悩む男性は初対面からの逆転を狙おう

容姿にそれほど自信がない多くの普通の人は、容姿端麗な男性をうらやみます。「自分もあんなに容姿が良ければ、女性に困らないのに……」と考える人は多いです。

ただ、容姿が良い人は良い人で、男女関係なく苦労しているのです。それは「ハロー効果」が作用して、異性に求められる中身のハードルが高くなるからです。ここでは、ハロー効果について説明し、容姿が普通の男性がモテるための方法を説明します。

容姿が良い人も苦労している

「ハロー効果」とは、特定のものについて評価する場合、大きな特徴に影響されて、その他の特徴に関する評価が影響される現象を指します。すごく良い特徴がある人のやることは何でもよいこと、すごく悪い特徴がある人のやることは何でも悪いこと、と思う心理です。

恋愛に置き換えると、美男・美女は容姿だけでなく、性格も良いと推測されてしまいます。そして第1印象が非常に良くなった結果、ハードルが上がります。すると、少しでも印象が悪くなることをすると、普通の人が同じことをしたときより大きく印象が悪くなるのです。

これは、心理学で言う「ゲイン・ロス効果」が働いています。人は変化の大きさに惹きつけられるため、印象が悪い人がした悪いことと、印象が良い人人がした悪いことでは、あきらかに後者の方の悪く感じることが証明されています。

実際、美男美女にたくさんの異性が寄ってくるのは、まぎれもない事実です。ただし、容姿を見て、勝手に中身も期待してくる人が多いため、そんな人だとは思わなかったと言い残し、美男・美女から去っていく異性が多いことも事実なのです。

そういった経験が多いため、恋活アプリ・婚活サイトの自己紹介欄には、美人の女性が「外見ではなく、中身を見てくれる人が良い」と書いている人が少なくありません。中身に対するハードルが高いことで、容姿が良い人たちも悩んでいるのです。

第1印象が悪いことを強みとする

多くの男性は普通の容姿です。イケメンは一握りしかいません。そして、容姿に自信がない人であっても、髪型を整え、ひげをそり、まゆげを整え、ダイエットし、メガネや洋服などのファッションを調えれば、普通くらいの男性になることは可能です。

ただし、なかにはどうしても普通にもなれないと嘆いている男性もいます。

それは髪の薄いハゲの方、身長が低いチビの方、太っているデブの方などです。太っているのは、病気でなければダイエットで改善できます。ただ、薄毛は治療するのが難しく、低身長は対処できません。どうしてもモテないとあきらめている人も多いです。

ただ、こういった方でもモテている人はざらにいます。芸能人でなくても、イケメンでなくても、髪が薄い・低身長・太めでもモテている方は一般人でもいるのです。そういった方に共通しているのが、「自分に自信があること」です。

女性からしたら、これらの人は容姿が良くないため、当然この男性は自分に自信がないんだろうと考えます。ただ、そのような男性が自信を持って行動していると、普通やイケメンの男性が自信を持っている行動とは比較にならないほど、女性は興味を持つのです。

これも「ゲイン・ロス効果」で生まれるギャップのせいです。自分があまりカッコ良くないと思う普通の男性は、逆に自信がある行動を女性の前ですることによって、女性の興味を大きくひき、モテることができることを覚えておいてください。

まとめ

容姿に自信のない、イケメン以外の男性は容姿が良い男性をうらやみます。ただ、容姿が良い人たちも、容姿が良いことで勝手にハードルを上げられて苦しんでいるのです。

容姿が良いことでハードルが上げられる理由は、「ハロー効果」が働くからです。容姿だけで勝手に性格も良いと思われてしまい、その後ちょっとしたことでも、印象が大きく下がってしまうため、苦労している人は多いです。

逆に自分があまりカッコよくないと思っている人には、「ハロー効果」が生じません。そのため、逆に自信があるふるまいをすることにより、ギャップを上手く生じさせることで、女性にモテることができるのです。