「婚活サイト」と聞くと、「出会いがない女性 = 魅力的ではない女性 が集まっているのではないか」と思ってしまいます。実際、管理人も婚活サイトに登録する前はそのように思っていました。しかし、婚活サイトに素敵な女性がいないと思っていたことは、良い意味で裏切られました。婚活サイトの代表格である「ブライダルネット」には、素敵な女性が多く登録しています。ブライダルネットでは、女性も料金を払って利用しているため、恋活アプリよりも真面目に、かつ本気で出会いを探している人が多いです。そして、外見が可愛い女性もいます。
ブライダルネットには、「みんなの日記」というものがあります。異性の日記だけを見ることができ、優れた日記にはいいね! がたくさんつきます。その結果、ランキングが上位となります。このとき、可愛い女性だと写真を載せただけの日記でも、女性ランキングの上位に入ります。
本記事は、日記ランキング1位のMさんと出会った体験について書いていきます。
日記ランキング1位のMさんとの出会い
ここまで話してきたように、Mさんとの出会いは「日記」でした。ランキング1位のMさんの日記が面白かったこと、そしてMさんが可愛かったことから、管理人はMさんの日記にいいね! をします。そして「ぜひ話してみたいです」とコメントを残します。さらに「あいさつ」もします。
結果、Mさんは管理人のプロフィールを見てくれたらしく、Mさんの足あとがつきます。「あいさつが返ってくるかな、日記のコメントにいいね! をしてくれるかな」と、管理人はドキドキして待っていました。なお、日記に記したコメントに対していいね! をしてもらえても、メッセージ交換が可能になります。
ただ残念なことに、管理人はMさんに無視されます。「日記ランキング1位の女性だし、自分とMさんの居住地には距離があるから仕方ない」と、管理人は自分を納得させました。そして、次の活動のためにすぐに切り替えました。
ただ、忘れていたころに奇跡が起きます。無視されてから数日後、Mさんからあいさつが返ってきたのです。管理人はとても嬉しい気持ちでいっぱいでした。そして、ここからメッセージ交換が始まります。
メッセージ交換
Mさんとメッセージ交換が始まってわかったことは、「Mさんはメッセージを打つのがマメではない」ということです。初日のみ2通のメッセージのやり取りをしたものの、その後は2日に1回という日もありました。
なお、メールがなかなか返ってこない女性は、忙しい傾向にあります。忙しくても女性とのメールは切り替えてできる男性と比較して、女性はなかなか切り替えることができません。そのことを知っていたため、管理人は返事を期待し過ぎずに淡々とメッセージを打っていました。
メッセージ交換のなかでわかったことは、自分がMさんから興味を持たれていることです。管理人は、このとき自分自身も日記ランキングの上位に入っていました。その事実があったため、Mさんは管理人に興味を持っていたのです。
なお、日記ランキングの対象は「公開1週間以内の日記」であるため、どんなに良い日記を書いてランキングに入っても、ランキング自体の効果は1週間しかありません。
ただ、上位ランキングに入るくらいいいね! 数が多い日記を持っていると、プロフィールを見てくれた女性は「この男性、こんなに女性から評価される人なんだ!」と好かれます。管理人が日記を書いてから女性を探すことを勧めるのは、このような事実があるからです。
連絡先交換と、突然のお誘い
ブライダルネットでメッセージ交換ができるのは、最初のメッセージ交換後7日間です。そして、連絡先交換ができるのはメッセージ交換期間内です。そのため、管理人は5日くらい女性とメッセージ交換を行い、数日余裕を持って連絡先交換をお願いしています。
5日にしている理由は、ある程度メッセージ交換をしないと女性から警戒され、逆にギリギリで連絡先交換をしようとすると断られる可能性が高いからです。なお、メッセージ交換期限が切れてしまった女性とは、その後1ヶ月間メッセージ交換ができません。
Mさんとも連絡先交換を、メッセージ交換後5日で行った後、管理人はMさんとLINEでお話をします。あまりマメではないMさんも、LINEだとある程度メッセージ交換をしてくれます。そして、思ったことは「Mさん、めっちゃ気が強い!」ということです。
「1回会った人がしつこくて、ダルイわ〜」
管理人は、Mさんがどんな男性に出会ったか全く聞いたことはありません。そのため脈絡がないLINEでしたが、管理人は知らない振りをしてLINEを続けます。結果わかったことは、Mさんはしつこい男性に対して、明確に「あなたを好きになる可能性はない」と言い放ったとのことです。
管理人は、日記の効果でMさんからずっと「モテるでしょ」と言われ続けていたこともあり、Mさんの気が強いことをあまり気にしませんでした。ただ、敵に回したくないというのが本音でした。そして、また脈絡なくご飯のお誘いが来ます。
「●日、●日に××行きます! 良かったらご飯いきませんか? 昼間ですが笑」
といった内容でメッセージが届きます。「この人、感情と勢いで動く人だ!」と思いながら、仕事なのでと断りを入れます。ただ、せっかく誘ってくれたことは嬉しかったので、もっと仲良くなりたいとの思いから、管理人はMさんに電話することを提案します。
Mさんと90分間の電話
Mさんも電話は好きだったため、電話の提案はすんなりと引き受けてもらえます。管理人はとても楽しみでいっぱいでした。なぜなら、Mさんはとても可愛いからです。管理人は自分に自信を持っている人が好きなため、とてもわくわくして電話をしました。その結果、最初の印象は
「大阪のおばちゃん……」
です。自分でも言っていたものの、Mさんは「しゃべらなかったら、もっとモテるのに。話すと大阪のおばちゃん」と言われるくらい饒舌な、関西のお姉さんでした。ただ、管理人は関西弁の女性が好きなため、特に気にせず話を続けます。
電話で話したことは、7割方がMさんの恋愛話についてです。管理人は聞き役に徹することが多いこともあり、ほとんどMさんの独断場でした。そこでわかったことは以下です。
・ Mさんは年間100回以上ナンパされる
・ 告白も数えたことがないくらいされる
・ Mさんは男をめっちゃ泣かせる
・ Mさんは変な男から好かれる
・ Mさんはとても気分屋
結論から言うと、色々な意味で普通ではない女性です。ただ、管理人は少し変わっている人が好きなため、とても楽しく興味を持って話を聞いていました。結果、Mさんから非常に感謝されました。「話していて、とても楽しかった」とのことです。
Mさんと話していて、「一本筋が通った、自分に厳しく、感情的で気の強い可愛い女性」という印象を持ちました。このような女性は、自分を持たない気弱な男性から非常に好かれます。
外見でMさんを気に入って寄ってきた男性のうち、気の弱い男性がMさんに引っ張ってほしくて告白をします。しかし、結果的にMさんが告白してきた男性に対して、色々と問い詰めて説教して泣かせるという流れになっている、とのことでした。
音信不通……からの逆転劇
電話後、「電話も上手くいったし、Mさんと簡単に会えるだろう」と管理人は推測します。しかし、その後に試練に遭遇します。電話後数日して、Mさんからの連絡が途絶えたのです。
その後、1週間くらいすると、LINEをすると短文で返信があったりもしました。ただ、毎日LINEでのメール交換で燃えることはなく、すぐに連絡が途絶えます。そして、何度も途絶えてしまうので、管理人はMさんと会えることを1度あきらめることにしました。
ただ、LINEがスルーされてから1ヶ月後、突然Mさんから連絡が入ります。
Mさんは、管理人のことを忘れてはいませんでした。ただ、「忙しい」、「管理人と会う目処が立っていない」、「LINEがそこまで好きでない」ということであるため、特に連絡をしなかったのです。そして、管理人はこのチャンスを逃すまいとして、きちんと会う日程を立てます。
このとき、Mさんと初めて話したときから2ヶ月が経っていました。そして、2ヶ月半後についにMさんと対面のときを迎えます。
Mさんと食事からの△△
待ち合わせ当日、管理人はドキドキしつつも、どんな女性が来るのか楽しみでした。そして、待ち合わせ場所でMさんとご対面します。結果わかったことは、「うん、可愛い。でもハードルが高すぎた」というものです。
Mさんはモテまくっているだけあって、確かに可愛い女性でした。ただ、管理人が素直にそう思えなかったのは、あらかじめ「非常にモテる女性」というイメージがあったからです。ただ、可愛いことに変わりはなく、楽しい食事に出かけました。
Mさんとの食事は焼肉でした。これは、Mさんがストイックに体を鍛えており、炭水化物を拒否していたからです。待ち合わせ前にきちんとお店の予約を済ませておき、Mさんと楽しい会話を楽しみました。なお、話す内容は婚活とはあまり関係のない話です。
内容の8割は、仕事の話です。管理人がどんな仕事をしているのか、今後何を考えているのか、Mさんの仕事はどんな内容であるのか、Mさんは今後どうなりたいのか、など全く婚活とは関係のない話で2時間が過ぎました。
Mさんはとても面白い女性でした。そしてとても魅力的な女性でした。もっと話がしたかったので、すぐに2次会に移ります。そして、Mさんと話したなかで印象に残っている言葉は以下です。
・ はっきり言わなきゃ、相手にわからないやん
・ 中途半端な人が一番嫌いや!
・ ほんま? 可愛い? よっしゃ! もっと言って〜笑
・ 自分、めっちゃ頭いいな! 尊敬するわ!
・ 甘えるときは甘える、でも気分屋やし、一気に冷めるねん
Mさんはとても喜怒哀楽が激しい人でした。でも男らしいなかに、女の子らしい部分もあり、そのギャップが男性をとりこにするのだと感じました。管理人は多くの女性を見てきましたが、喜怒哀楽の激しい女性は、非常にモテます。そしてストーカーされやすいです。
なぜならば、喜怒哀楽が激しい女性は、男性の気持ちを激しく揺り動かすからです。男性からすると一度甘えてくれたら、もう自分のものになったと思い込んでしまいます。しかし、その何分か後、もしくは何時間後にはMさんには嫌われている可能性があるのです。
管理人は、以前に同じような喜怒哀楽の激しい女性と付き合ったことがあり免疫があったため、振り回されずに済みました。ただ、多くの男性は振り回されて、勝手にMさんを好きになり、告白をして失敗しているのだという流れが予想できました。
結局、2次会では3時間くらい飲んでいました。Mさんとの会話が盛り上がった結果、管理人は楽しくなり、飲みまくってしまいました。結果、気がついたときにはMさんを連れて、自宅に帰っていました。
終章
記憶が飛ぶまで飲むのは、婚活の飲みとしては最低です。決して同じことをしてはいけません。管理人も今までは、ネットの出会いでこんなに飲んだことはありませんでした。
なお、Mさんを家に誘ったのは、Mさんがその日泊まるホテルを用意できなかったからです。Mさんは飲んでる最中に、その日のホテルを取れればいいやと思っているほどの大胆な考えの女性です。2人でMさんの泊まるホテルを探しましたが、見つかりませんでした。
そして、家には連れ帰ったものの、ベロンベロンの管理人はMさんに決して手を出しませんでした。Mさんは、実業団にもいたスポーツ女子であり、格闘技も習っているので、並大抵の男が勝てるわけはありません。
このように言っても、「どうせ嘘だろ」と考える男性もいます。ただ、覚えていてほしいのは、「家に遊びに来る女性 = 自分に抱かれたい女性ではない」ことです。
きちんと女性との関係が出来上がっていない場合、家に来たからという理由で手を出しても、拒まれる可能性が高いことを覚えておきましょう。
そして「強引に行けば良い」という考えも捨ててください。法律違反かつ、女性を深く傷つけることになるからです。自分の欲望のままに突っ走っても、失敗する可能性が高いことを強く覚えておきましょう。
結局、Mさんとは深夜3時過ぎまで語り合って、次の日別れました。また今度、飲む約束をしています。「付き合う前に女性のすっぴんを見て、女性のいびきを聞く」という面白い体験でした。
ネットで出会いを重ねていると、すぐに恋愛・結婚に結びつかない出会いもあります。ただ、相手の女性と話して価値観を広げていくことは、必ずあなたのプラスになります。恋活・婚活を通して、少しでも人として成長できるように努力しましょう。