Facebookと連動した恋活アプリは、2010年代から誕生して、様々なサービスが増えています。その恋活アプリのなかでも、代表的なものが「pairs(ペアーズ)」と「Omiai(オミアイ)」です。
pairsは、2017年で累計人数500万人を突破した、「日本国内で最大のマッチングサービス」です。対してOmiaiは、2017年で累計人数190万人を突破した、「日本国内で最古のマッチングサービス」です。
ただ、だからといって「人数が多いからpairsにしよう」「歴史があるからOmiaiかな」とは簡単に決断できません。しかし頑張って調べても、なかなか決め手を欠く可能性が高いです。なぜなら、恋活アプリは類似しているところが多いからです。
管理人の感想は、「pairsもOmiaiもどちらも良いアプリ」というものです。どちらのアプリでも、実際に女性に会うことができたため、両方を推奨しています。ただ、それだけの回答では納得できないはずです。
そのため本記事では、あなたがどんな人であるか、そして何を重視するかでpairsとOmiaiのどちらを選択すべきかを記し、その解説を行っていきます。加えて、それぞれの特徴についても記します。
なお、調査としてはpairsとOmiaiのレビューをそれぞれ530件、470件と合計1000件読んでいます。そして、管理人の知人で使用している人の感想も聞いています。さらに管理人自身が、断片的にですが数年にわたりpairsとOmiaiの両方を使用してきました。
本記事を読み、あなたがpairsやOmiaiといったFacebook恋活アプリを利用することで、素敵な出会いがあることを願っています。
pairsとOmiaiのどちらに登録すべきかの結論
自分なりにある程度調査をしていて、すぐに「どちらかに決めたい!」と考える人もいるはずです。そのため、先にpairsを選ぶべき人、そしてOmiaiを選ぶべき人について、「住まい」「目的」「お金」「セキュリティ」の4つの観点から記します。
pairsを使用するべき人
・ 住まい : 都市部の人 + 地方の人
・ 目的 : 出会い、恋愛、恋活
・ お金 : できるだけ安く済ませたい人
・ セキュリティ : 個人情報をできるだけ守りたい人
Omiaiを使用するべき人
・ 住まい : 都市部の人
・ 目的 : 結婚、婚活
・ お金 : 延長したくない人、トラブルにあいたくない人
・ セキュリティ : 友だちバレを絶対にしたくない人
以下、なぜこのような結論となっているかを解説していきます。
住まいが都市部の人には両方、地方の人にはpairsを推奨
都市部住まいの人にはpairsもOmiaiも両方とも、地方住まいの人にはOmiaiをおすすめする理由は、恋活・婚活にはある程度の人数が必要だからです。そして、なぜ人数が必要かというと、「マッチングする確率」が100%ではないからです。
「マッチング」とは、異性に対して「いいね!」をすることでアプローチし、アプローチされた側が「いいね! ありがとう」を返すことで発生します。pairsでもOmiaiでも、この機能は一緒です。マッチング後にはじめて、メッセージ交換ができるようになります。
ただ、このマッチングする確率というのは7.5%(Omiaiの公表値)と、10%以下となっています。
そのため、ある程度好みだなと思う人がいたら、どんどんいいね! を押していかなくてはいけません。「絶対にこの人と会いたい」と願っても、ピンポイントで出会える可能性は低いからです。そのため、異性の会員がある程度登録していることは必要です。
実際、都市部と地方のそれぞれで、pairs及びOmiaiにどれくらいの人が登録しているかを下の表に示します。この表は、1ヶ月以内にログインした女性の数を示したものです。表は、上から人数が多い都道府県とし、上位の県と下位の県の数字を示しています。
2016年5月調査 |
pairs(人) |
Omiai(人) |
---|---|---|
東京 |
36,519 |
12,351 |
神奈川 |
10,963 |
3,057 |
大阪 |
14,195 |
4,004 |
愛知 |
9,261 |
2,369 |
埼玉 |
7,058 |
1,955 |
千葉 |
6,006 |
1,698 |
兵庫 |
6,881 |
1,993 |
北海道 |
4,748 |
1,080 |
静岡 |
2,980 |
685 |
… |
… |
… |
福井 |
516 |
100 |
徳島 |
535 |
104 |
高知 |
365 |
44 |
島根 |
383 |
71 |
鳥取 |
331 |
51 |
(プロフィール検索結果より、人口9位の福岡県は調査漏れ)
表からは、都市部において、pairsの方がOmiaiよりも3倍程度登録人数が多いことがわかります。さらに、地方においては5倍以上pairsの方が人が多いことがわかります。
ただ、表からわかる通り、都市部においてはOmiaiでも1ヶ月以内に1,000人以上の女性がログインしていました。ある程度以上の人数の女性がいれば問題ないため、都市部ではpairsもOmiaiもおすすめしています。
逆に、地方においては絶対的な登録数が少ないため、やはりおすすめするのはpairsです。ただ、Omiaiが地方では絶対に出会えないというわけではありません。レビューのなかには、「地方でもOmiaiで良い出会いがあった!」というものがあったからです。
そのため、地方でOmiaiを使うときには、1ヶ月もしくは3ヶ月の短いプランに入ることをおすすめします。どの県にも一定数の女性はいますが、地方ではすぐにアプローチし終わる可能性が高いためです。
いいね! を持っていても、いいね! をしたい女性がいなければお金が無駄になってしまいます。そのため、有料会員期間を十分に使うために、地方の人は短期間のプランで様子を見ましょう。
出会い目的・恋愛目的の人はpairs、結婚目的の人はOmiai
上記したように、pairsはOmiaiよりも登録人数が多いです。そのため、単純に「たくさんの女性と出会いたいんだ」「結婚は考えずにまずは恋愛」と考えている男性には、pairsをおすすめします。
逆に結婚を目的としている人には、Omiaiをおすすめします。その理由は、Omiaiの方がより真面目な出会い、つまり結婚を意識した女性が登録している可能性が高いからです。そのように記す根拠は、Omiaiでは女性も有料だからです。
2014年から、Omiaiは「女性無料」から「女性有料」に変化しました。ただ、女性が有料になった後も、10代及び20代の女性は期間限定で「無料」としています。事実上、Omiaiの30代以上の女性はお金を払いながら、出会いを探していることになります。
女性は、基本的に出会いにお金を払いません。それは、他の恋活アプリで女性が無料なところが多いことからもいえます。ただ、それでもお金を払うのが「結婚」です。結婚相談所において、女性は年間10万円以上の料金を支払って活動しています。
高額なお金を出すのは、結婚したいからです。それは、Omiaiに登録している女性にもいえます。仮にそれほど真剣に出会いを探していなければ、無料のアプリに乗り換えれば良いだけだからです。
ただ、それをせずにOmiaiで出会いを探している分だけ、同じ年代のpairsの女性と比較して、より真面目に出会いを探していることになります。そのため、将来を見据えた出会い、つまり婚活目的の男性にはOmiaiの方をおすすめします。
できるだけ安く済ませたい人にはpairs、自動課金を避けたければOmiai
料金は、恋活アプリを決定するための大事な要素です。管理人もそうですが、恋活・婚活にはお金がかかるため、できるだけ安いアプリを使いたくなります。
なぜ、恋活アプリを利用する際にお金がかかるかというと、サイト側が「サービスを拡充する費用」「女性を集める宣伝費」「審査費用・監視費用」などにお金が必要となるからです。ただ、やはり安く済ませたいと考えるのは当然です。
料金だけを比較すると、pairsの方がOmiaiよりも安くなります。1ヶ月プランをクレジットカード払いするときで考えると、pairsは3,480円(税込み)であり、Omiaiの3,980円(税込み)より500円安くなります。さらに12ヶ月プランの場合は、pairsは月額1,280円とかなりお得です。
pairsの料金制度
クレジットカード |
Apple ID |
Google Play |
|
---|---|---|---|
1ヶ月プラン |
3,480円/月 |
4,100円/月 |
4,100円/月 |
3ヶ月プラン |
2,280円/月 (一括6,840円) |
3,400円/月 (一括10,200円) |
3,400円/月 (一括10,200円) |
6ヶ月プラン |
1,780円/月 (一括10,680円) |
2,300円/月 (一括13,800円) |
2,300円/月 (一括13,800円) |
12ヶ月プラン |
1,280円/月 (一括15,360円) |
1,650円/月 (一括19,800円) |
1,650円/月 (一括19,800円) |
(料金は全て税込み)
Omiaiの料金制度
このように考えると、「pairsに決める」と思うかもしれません。ただ、ネット上のレビューにあるのですが、pairsやOmiaiで生じやすいトラブルとしては料金の自動延長トラブルです。クレジットカード払いにおいて、このトラブルを避けられるのはOmiaiの方です。
pairsでもOmiaiでも、契約期間が終わると自動でプランが延長するシステムとなっています。自動延長を避けるためには、手動で有料会員から無料会員にプラン変更しなくてはいけません。この変更を忘れていて、「勝手にプラン更新された」と怒る人がとても多いのです。
ではなぜ自動更新が起こってしまうかというと、pairsにおいては有料会員から無料会員に移行した時点で、契約期間が残っていても有料会員の機能が使用できなくなることが背景にあります。そのため、期限ギリギリまで有料会員として活動してしまうわけです。
結果として、有料会員のまま自動更新されて、料金トラブルとなります。このとき、pairsでは自動更新後の解約をしていない原則していないため、システムトラブルでもない限りは返金される可能性が低いです。
このようなトラブルを避けたければ、Omiaiの方が良いです。Omiaiには「有料会員の自動更新をOFFにする」という機能があります。この機能を使用すると、有料会員の期間が終わればプランは更新されず、自動的に無料会員となるのです。
例えば4/1に1ヶ月プランを契約したとして、4/2に自動更新をOFFにしても、4/30の23時59分までは有料会員の機能を使用することができます。なお、自動更新はOFFにした後でもONに戻すことも可能なため、マッチング状況により変更することが可能です。
このように、支払う料金をまずは安くしたいという方にはpairsを、プランが更新されたくない、更新日をきちんと覚えておくのが面倒だと考える方にはOmiaiをおすすめします。
なお、pairsでもクレジットカード払い以外のApple IDや、Google Playで料金を支払うときは、自動更新をOFFにすることができます。pairsでクレジットカード払いより高くなっても、トラブルを避けたい方にはクレジットカード払い以外の支払い方法をおすすめします。
個人情報を出したくない方にはpairs、友だちバレを避けたい人はOmiai
最初に述べておきますと、pairsもOmiaiも両方とも、会員情報は徹底的に管理しています。その証拠として、pairsではプライバシーポリシーを、Omiaiではプライバシーステートメントを策定しています。
さらに、pairsもOmiaiも両方とも、友だちバレを防ぐために工夫した機能としています。それは「実名は表示されない」「Facebookの友だちが、アプリ内で表示されない」「Facebookのウォールにアプリをしていることが流れない」というものです。
この機能により、管理人はpairsやOmiaiをしていることを知り合いや友だちにバレたことはありません。
以上のように、pairsとOmiaiで共通してセキュリティ対策は行われているという前提で、それぞれの差について解説をしていきます。
まず、できるだけ個人情報を出したくない人にはpairsをおすすめします。
この背景にあるのは、恋活アプリをするために法律上必要な「年齢確認」です。年齢確認のためにpairsでもOmiaiでも、個人情報を提出する必要があります。
年齢確認ですが、pairsではわりと簡易的に行えます。年齢確認の手段は2つあり、1つが料金をクレジットカード払いにすること、そしてもう1つが公的証明書の提出をすることです。管理人自身はクレジットカード払いを選択したため、公的証明書を提出していません。
なお公的証明書に関しては、pairsでは「免許証」「健康保険証」「パスポート」「その他日本の公的機関が発行した身分証」のいずれかを使用できます。そして、提出する証明書は「名前」「生年月日」「証明書の名称」「証明書の発行者の名称」以外は隠しても構いません。
比較すると、Omiaiの年齢確認は厳しいです。厳しい理由は3つあります。第1にクレジットカード払いで年齢確認ができない、第2に指定された公的証明書以外は使用不可、第3に一部でも証明書が隠れているものは使用不可だからです。
提出する公的証明書としては、「免許証」「健康保険証」「パスポート」のみが対象です。そして、全て見えなければいけないため、年齢確認とは関係のない住所や写真までも送らなくてはいけません。
Omiaiで提出する証明書のルール
この厳しい審査により、Omiaiではpairsよりも業者が入りにくい状態となっているといえます。ただ、そこまで情報を出したくないという人にはpairsの方がおすすめです。
そして、絶対に「友だちに恋活アプリを使用していることがバレたくない」という人にとってはOmiaiの方がおすすめです。Omiaiには、女性がプロフィール検索をしたときに、自分が表示されない「プロフィールを非表示にする機能」があるからです。
この機能を用いると、男性も女性も自分がOmiai上にいるのかわかりません。それではどうやって相手に存在を伝えるかというと、足あとをつけること、いいね! をすることです。自分からアプローチした女性だけは自分の存在がわかりますが、それ以外の人は自分の存在がわかりません。
上記したように、pairsもOmiaiもFacebookの友だちは、プロフィール検索に表示されないです。
ただ、「Facebookの友だちの友だち」や「Facebookで友だちになっていない、自分の友だち」が、pairsやOmiaiを使用していた場合、自分のプロフィールを見られてしまう可能性はゼロではありません。
そのため、少しでも友だちにバレる可能性を低くしたい人にはOmiaiをおすすめします。ただ、基本的に女性からは全くアプローチされないため、自分から女性にアプローチできない人にはおすすめできない機能です。
以上、住まい、目的、お金、セキュリティで考えて、どちらを選択するかを記してきました。pairsもOmiaiもどちらも女性に出会える良いアプリですが、あなたが何を重視するかを考えた上で、使用するアプリを決めましょう。
pairsとOmiaiの特徴の比較
ここまでに、住まいや目的、お金とセキュリティでpairsとOmiaiを比較して、どちらにすべきかを説明してきました。以下、pairsとOmiaiの違いとして6つの特徴についてさらに解説します。
・ 女性の年代、可愛さ
・ 登録の気軽さ
・ コミュニティ機能の有無
・ 足あとON/OFFの切り替え機能
・ ブロック機能
・ イエローカード機能
なお、他にも細かい特徴はpairs・Omiaiともにありますが、出会いに影響しそうにない細かい特徴は省略しています。以下、詳細に説明していきます。
女性の年代、可愛さ
「pairsとOmiaiで、登録している女性はどのように違うの?」と思う人は多いです。
男性が最も気にすることは、「どちらが可愛い女性がいるのか」です。これは管理人の主観となりますが、可愛さだけでいうとpairsもOmiaiも変わりません。pairsでものすごく可愛い女性に会ったこともあれば、Omiaiでモデルをしている女性に会ったこともあります。
モデルさんの例
pairsやOmiaiに無料登録してプロフィール検索をしてみるとわかりますが、可愛い女性は両方ともいます。また、同時期に両方登録している女性もいるため、「pairsの女性が可愛い」「Omiaiの方が良い!」ということはありません。
なお、どちらに若い女性がいるかも甲乙つけがたいです。20代までの女性の「割合」は、Omiaiの方が高いです。これは、30代以上の女性が有料であるために、多くの女性がOmiaiからpairsに移動することが考えられます。
ただ、元々の登録人数から考えると、pairsの方が20代の若い女性の「量」は多いといえます。そのため、どちらの方がより若い女性と会えるかは返答できません。地方によって登録人数も違うため、無料会員登録してプロフィール検索をすると、大体の人数を把握できます。
登録の気軽さ
登録するために、pairsもOmiaiも準備することが必要です。ただ結論をいうと、Omiaiの方が手軽に登録できます。理由は2つあります。
第1に、OmiaiではFacebookの友だちを10人作らなくても良いという点です。pairsでは登録条件として、Facebookの友だちが10人以上であることを条件にしています。その条件が、Omiaiにはありません。
Facebook上で友だちを募集すれば、確かにFacebookの友だちを作ることはできます。ただ、即座に集められるわけではないため、Omiaiの方がすぐに始めることができます。
第2に、Omiaiは支払い方法が多いからです。pairsではクレジットカード、Apple ID、Google Playの支払いの3つです。Omiaiではその支払い方法に加えて、コンビニ払い、電子マネー決済が使用できます。
そのため、クレジットカードを持っていなかったとしても、コンビニに行けば簡単に有料会員となれるのです。
以上、即座に「恋活したい」と思ったときに、すぐに登録して活動することができやすいのはOmiaiだといえます。
コミュニティ機能の有無
コミュニティ機能に関しては、pairsだけにあります。「コミュニティ」とは何かというと、自分がどのようなものに興味があるかを示すものです。プロフィールには以下のように表示され、自分が何に興味があるかを示すことができます。
このコミュニティが何に役立つかというと、「趣味が一緒の人」に出会えることです。趣味が似ていると価値観が似てくるため、恋愛に発展しやすいです。そのため、趣味でつながりたいと思う人には、pairsがよりおすすめです。
足あとON/OFFの切り替え機能
次は、「足あと」に関してです。足あととは、異性のプロフィールを見た際に、その相手に「あなたのプロフィールを見ました」ということを知らせる機能です。足あとをつけると、相手からは以下のように表示されます。
「足あとをつける」ことは相手に興味を持っていることであるため、足あとをつけてきた女性に対して、いいね! をしたときのマッチング率は、通常の2倍になるとpairsは公表しています。そのため、足あと機能を上手く使うことは、pairsで出会いを見つけるために大事なことです。
ただ、無闇に足あと機能を使いすぎると失敗します。例えば、足あとをつけすぎると「気持ち悪い人」「ストーカー」かと思われてしまう可能性が高いです。
しかし、「気になる人のプロフィールは何度も見たい」という人のために作られたのが、「足あとのON/OFFを切り替える機能」です。この機能を利用して、足あとをOFFにすれば、何度女性のプロフィールを見ても足あとはつきません。
Omiaiは後から足あとを消すことはできますが、最初から足あとをつけない設定にはできません。何度も女性のプロフィールを見てしまう人は、足あと機能をOFFにできるpairsをおすすめします。
ブロック機能
ブロック機能はOmiaiにはなく、pairsにだけある機能です。ブロック機能の利点は、ブロックした相手が一切自分のことを見えなくなる点です。
ブロックされた側は、自分をブロックした相手が退会したように見えます。「退会済み」と表示されるのです。プロフィール検索をしても表示されず、メッセージ内容は削除され、足あとも消えます。「pairsのなかから、相手を消す」ことを実現するのがブロック機能です。
この機能により、「不快なユーザー」「明らかな業者」など接したくない人を、完全に避けることができます。なお、ブロックしたら2度と接することができないため、「自分が振られた人」などをブロックして見えない状態にするというのも使い方の1つです。
イエローカード機能
イエローカードはpairsにはなく、Omiaiだけにある機能です。イエローカードが付与されると、「さらし者」のような状態となり、他の人が見たら以下のような状態となります。
イエローカードが付与されるのは、10日間と公表されています。その期間においては、プロフィール写真の中央に黄色い紙がついた状態となるのです。
さらにイエローカードが付与されるだけでなく、イエローカードをされた人とマッチングしている人全員に対して警告メールが届きます。
警告メールには、イエローカードの理由は明記されません。ただ、勧誘・体関係目的・実は既婚者など、何かしらの違反をしたんだという疑いの目で見られます。
なお、違反報告されてもすぐにイエローカードをされるわけではありません。
複数回の違反報告がされることで、初めてイエローカードが付与されるのです。そのため、身に覚えのない違反報告をされても、潔白であることを運営に伝えればイエローカードはつきません。
この機能の何が良いかというと、真面目に活動していない人がみなの目にさらされることで、被害にあう人が少なくなる点です。イエローカードをもらっている人は信用できかねないため、そのアカウントでは悪さができなくなります。結果として、退会せざるを得なくなります。
さらにイエローカードを2回もらってしまうと、強制退会となります。その時点でいいね! をどれだけ持っていても返金されることもありません。そして、強制退会されたユーザーは2度とそのFacebookアカウントでOmiaiに登録できなくなります。
だからといって、別のFacebookアカウントでOmiaiに登録しようとしても、厳しい年齢確認をするところで「前、違反したユーザーだ」と運営にバレてしまいます。そのため、再度Omiaiに登録することができなくなるため、被害にあう人は少なくなるのです。
以上が、pairsとOmiaiの代表的な違いでした。機能としては他に異なることもありますが、出会いに関して影響度が高いと思われる箇所だけを説明しています。他の違いもありますが、まずはこの点だけを抑えておけば問題ありません。
そして、さらにpairsとOmiaiの評判や口コミを知りたいという方には、「536件の口コミから分析した恋活アプリpairsの本当の評判」と、「474の口コミから分析した恋活アプリOmiaiの本当の評判」のページをおすすめします。実際の口コミを知りたいという方には、参考になるはずです。
まとめ
最大の恋活アプリ「pairs」と、最も歴史の長い「Omiai」のどちらで活動するかで悩む人は多いです。そこで本記事では、pairsとOmiaiのそれぞれの特徴から、あなたがどちらに登録すべきかを記してきました。
pairsをおすすめする人は、「都市部の人」も「地方の人」も両方です。まずは出会いたい方、恋愛・恋活が目的である方におすすめしています。料金を安くすませたい方、個人情報をできるだけ提出したくない方におすすめです。